習い事の先生へのお礼の手紙はこう書く!気持ちが伝わる例文をご紹介!

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子供を習い事に通わせていると、いろんなことがあるものです。

例えば、書道教室に通っている子どもの作品が、書道展覧会で入選した、ダンスレッスンに通っている小学生の女の子が、中学受験のためしばらくレッスンをお休みする、など、さまざまな場面が考えられますよね。

このような場合、お世話になっている先生になにかしらの感謝の気持ちを示したいと思うもの。

 

習い事の先生へのお礼の手紙って、どのように書けばいいのでしょうか?

【この記事を読んで分かること】
  • 先生へのお礼は手紙?メールやLINEでもいいの?
  • 習い事で賞をとったときのお礼状の書き方は?
  • 事情があって習い事を休む場合の書き方って?
  • やむを得ず習い事をやめる時のお礼の手紙は?
  • 発表会が無事成功したお礼の手紙はどう書く?
  • お中元やお歳暮を贈るときの添え状の書き方は?
  • 先生が辞められる、退職される場合のお礼の手紙は?
  • お礼の手紙を渡すタイミングは?
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習い事の先生へのお礼の手紙が必要な場面って?

ピアノ教室や書道教室、スポーツ系では剣道・柔道、野球やテニスなど、子供の習い事にはたくさんありますが、習い事に通う回数が増えてくると、先生とのコミュニケーションが必要になる場面もおのずと増えてきますよね。

通常のレッスンや練習でお世話になる以外に、以下のようなシチュエーションがあった場合、お世話になる、あるいはお世話になった先生に感謝の気持ちを示すのって、けっこう大事だったりします。

 

コンクールで受賞したとき


例えば、習字を習っている場合、わが子が書道のコンクールで入選した、生け花展で優秀賞を受賞した、などの場合、子どもはもちろん親もすごくうれしいもの。

こういった賞を受賞する、ということは本人の努力はもちろんのことですが、先生の教えによるところも大きいものです。

 

よくあるのが、コンクールや発表会の前に、通常のレッスンとは別に時間を割いて特訓してもらう、ということ。

試合やコンクールに向けて、別枠で個別に指導してもらう場合、別料金が発生することもありますが、熱心な先生の場合無料で指導してくださることも多いものです。

 

そういった場合であれば、仮にいい結果が出せなかったとしても「ご指導いただき感謝いたしております」のお礼をお伝えしてもいいのかな、と思います。

習い事を辞める時

卒業や進級のため、長年続けてきた習い事をやめるときもいずれくるものです。

ほかにも、引っ越しや転校、またはやむを得ない事情でやめることも多々ありますよね。

例えば、幼稚園の頃からずっと続けてきて、中学生になるタイミングでやめる、なんていう場合には、先生との付き合いも相当深いものになってきているはず。

やめると決めたときには、今までの感謝の気持ちをしっかり伝えておくことにより、お互いに区切りをつけることができ、新たな気持ちでスタートできるというものです。

 

なんとなくやめるのではなく、お互いに一区切りつける、という意味でも、お世話になった先生にはきちんとお礼を伝えるようにしたいものですね。

習い事を一定期間休むとき

習い事も続けたいけど、受験勉強もしなくてはならない・・小学校の高学年や中学3年生になると、そんな悩みも出てきます。

塾の模試がある、特別講習がある、などで休む機会が増えてくると、先生にもご迷惑をお掛けするようになることが多くなるもの。

 

そのような時には、受験が終わるまでの間はいったんお休みさせてもらおう、なんてこともあるでしょう。

 

そういった理由を、先生に直接お会いした時に口頭で伝えても全く問題ありませんし、より丁寧にしようと思ったら、先生への手紙として手渡してもいいでしょう。

発表会のお礼として

寄せ書き

ピアノやバレエなどの場合、定期的に発表会がありますよね。

スポーツ系だと、季節ごとに大会があるし、書道や華道も展覧会が開催されます。

 

どんな習い事でも、こういった大きなイベントのために先生たちは準備に大忙し!もちろん子供も、普段の練習の成果を発表する場として、頑張っていることでしょう。

 

このような発表会が行われる習い事の場合、先生には普段以上にお世話になることが多いため、なにかしらお礼をすることが多いようです。

 

具体的には、お車代やお花代として現金を包んで渡しすることが多いようですが、子ども達の寄せ書きやちょっとしたお礼の手紙を添えてお渡ししても、気持ちがこもっていてとても感じがいいと思います。

お中元やお歳暮を贈るとき

習い事の先生のお中元やお歳暮が必要かどうか?については、習い事の種類によっても、さまざまな意見があり、なかなか難しいところです。

 

習い事の先生へお中元やお歳暮贈るべきかどうか?については、こちらの記事に詳しくまとめてありますので、ご参考になさってください。

▼関連記事▼

>>習い事の先生にお中元やお歳暮はするべき?しなくてもよい?

 

お中元やお歳暮をされる場合、感謝の気持ちを書いたお礼状を一緒に添えておくと、より丁寧になりますので、ぜひおススメします。

先生が異動になる、やめられる場合

花とメッセージカード先生の方がやめられる、もしくは異動される場合もあります。

大手の習い事だと、一年単位で先生の異動が行われるところもけっこうあるものです。

ほかにも、先生が結婚・出産のために退職されるなど、お世話になった先生との別れは寂しいものですよね。

 

習い事でお世話になった先生がやめられる場合、最後の日に花束と一緒に子供達の寄せ書きや手紙を一緒にお渡しするのがもっとも良いと思います。

 

とくにお世話になっていた場合には、個人的に菓子折りやハンカチなどのプレゼントに、お礼の手紙を添えて贈ってもいいでしょう。

手紙?それともメールやLINE?

スマホを使う女性

習い事でお世話になった先生へのお礼は、本来であれば直筆の手紙がもっとも感じが良いと思います。

しかし、若い先生だと普段からメールやLINEでやり取りしていることが多いですよね。

わが子の場合も、先生とのやり取りはすべてLINEでしていましたので、発表会後のお礼などに関してもLINEで行っていました。

 

実際若い先生の場合、手紙をもらっても、なかなか自宅に帰ることがないので失くしてしまうのが心配なんだそうです。

その点、メールやLINEだと、いつでもどこでも読めるので、メッセージをいただいた子供のことをすぐ思い出せる、などの利点があるとおっしゃっていました。

 

若い先生だけでなく、少し年配の先生でも、メールやLINEは使いこなしておられることが多いものです。

そういった意味からも、先生に感謝の気持ちをお伝えする場合、無理に手紙にこだわらなくてもいいのではないかと思います。

 

ただし、重要度の高いもの、例えばやめるときの挨拶や、お中元やお歳暮と一緒に贈るお礼状に関しては、直筆の手紙もしくはハガキで送るのがマナーです。

いつ渡す?渡し方は?

メールやLINEであれば、あまりタイミングを気にする必要はないかもしれませんが、少なくとも、

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  • 深夜や早朝を避ける。
  • なるべく早いタイミングで送る。
  • あまりにも長文はNG。

少なくともこれらのことには注意しておきたいものです。

 

また、実際に手紙や寄せ書きやを渡す場合であれば、

  • 個人的な手紙は、人目のないところで。
  • 習い事終わりの落ち着いたタイミングで。
  • 寄せ書きであれば、全員そろって。

などが、渡し方のポイントになります。

どんな風に書く?注意点は?

手紙にしてもメールやLINEなどにしても、目上の人に送るわけですから、書き方にはちゃんとしたマナーがあります。

手紙で書く場合、メールやLINEで贈る場合、それぞれのポイントをしっかり押さえておきましょう。

先生へお礼の手紙を書くとき

習い事の先生など、目上の人にお礼の手紙を書く場合、どのように書けばいいのか悩んでしまいますが、一般的な手紙の書き方と同じように考えて大丈夫です。

以下の順序に従って、必要な部分をアレンジしていきましょう。

お礼の手紙の書き方
  1. 頭語(拝啓など)
  2. 時候の挨拶(寒い日が続きますが、など)
  3. 本文(感謝の気持ち、習い事をやめる、など)
  4. 結びの言葉(くれぐれもご自愛ください、など)
  5. 結語(敬具など)

先生にお礼のメールを送る場合

手紙ではなくメールの場合も書く内容はほぼ同じですが、メールやLINEならではの書き方のルールがあるもの。

一番の違いとして、メールには「件名」がありますよね。

 

件名の書き方は「先日の発表会のお礼」などのように、一目で内容が分かるようにするのがコツです。

 

「お世話になっております。」などの曖昧な件名にしてしまうと、生徒を大勢抱えている先生の場合、たくさんのメールに埋もれて見逃してしまうことも十分考えられるんですよね。

せっかく送ったメールを読んでもらえないのは、ちょっと悲しいもの。注意しておくようにしましょうね。

 

それからもう一つ注意しておきたいのが、宛先と送信者を入れておく、という点です。

お互いにメールやLINEのやり取りをしている間柄であれば、通常はあえて名前を入れる必要はないのですが、改まった文章の場合、きちんと入力することによってより丁寧さが感じられるものです。

メールでお礼(文例)

宛先名(○○様)

お世話になっております。

送信者名(○○です)

本文(先日の発表会では、大変お世話になりました・・・)

締めの言葉(今後ともよろしくお願いいたします)

送信者名(親子連名で)

【例文】習い事を辞める時

なにごとも別れはつきものです。

習い事をやめる時も、今までの思い出や感謝の気持ちを、お世話になった先生にしっかりお伝えしておきましょう。

お互いが新しいスタートを切るための大切なきっかけです。

○○先生

拝啓

旅立ちの春を迎え、日増しにあたたかさを感じています。

皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

この度 引っ越しに伴いピアノ教室を退会させていただく運びとなりました。

短い間でしたが、子どもにとってかけがえのない大切な時間を過ごすことができたのも

ひとえに先生のお力添えのおかげと深く感謝いたします。

今後の先生の益々のご活躍を、心よりお祈り申し上げます。

お忙しいとは存じますが くれぐれもご自愛くださいませ。

敬具

○○(親子連名で)

【例文】習い事を一定期間休む場合

受験勉強あるいは病気やケガの治療などのため、数か月の間お休みさせていただくことも良くありますよね。

やめるのは嫌だし、一定期間お休みすればまた再開できる、というのであれば、戻ってきてもらう方が先生も嬉しいはずです。

 

事前に直接先生に相談に乗ってもらうのはもちろんですが、改めて手紙でお伝えすると、より伝わりやすくなるものです。

 

書き方のポイントとして、「いつまで休むのか?(目安でよい)」をある程度明確にしておくことがもっとも大切だし、先生も把握しておきたい点ですので、可能な限り明記しておくようにしましょう。

○○先生

いつも息子が大変お世話になっております。

先日ご相談させていただいたとおり、足の治療に専念させていただくため、

しばらく練習をお休みさせていただきたく存じます。

復帰はかかりつけの医師との相談の上とさせていただく所存です。

医師によれば、全治3か月とのことですので、復帰が可能になりましたら

改めてご連絡させていただこうと思っております。

ご迷惑をおかけすることを心よりお詫び申し上げます。

息子も楽しみにしておりますので、またご指導のほどよろしくお願いします。

○○(親子連名)

【例文】発表会の後のお礼

ピアノやバレエなど、大きな発表会の時は、特にお世話になる場面が多くなるため、別途に先生にお礼をする習い事が多いものです。

特にお世話になった、などの場合、お礼の手紙を一緒に添えておくと先生も嬉しいものですよ。

〇〇先生

前略

先日は盛大な発表会を開催していただきまして、誠にありがとうございました。

子供達もいつも以上に練習を重ね、本番では全力を出し切ることができたことと思います。

親である私たちも、子供達の成長した姿を見ることができ、

ここまでご指導していただいた先生に感謝の言葉もないほどです。

今後も親ともども、より一層頑張ってまいりますので、どうかよろしくお願いいたします。

寒くなってまいりましたので、先生もくれぐれもご自愛くださいませ。

早々

○○(親子連名)

【例文】お中元やお歳暮を贈るとき

長年お世話になっている先生や、お中元・お歳暮を贈るのが慣習となっている習い事の場合、品物と一緒に添え状として、お礼の手紙を一緒につけておくと、より一層感謝の気持ちが相手に伝わりやすくなります。

拝啓

盛夏の候 〇〇先生にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

日頃は子供達を温かくご指導いただき、心より感謝いたしております。

さて、本日は日頃の感謝の気持ちを込めまして、心ばかりの品をお送りいたしました。

お気に召していただけましたら幸いです。

まだまだ厳しい暑さが続きますので、どうかご自愛くださいませ。

敬具

手紙と一緒にお礼の品物は必要?

例えば、習い事をやめる時であれば、一緒に菓子折りなどを添えると、やはり感じがいいものです。

複数の生徒さんがいらっしゃる教室であれば、みんなが食べられる小分けのお菓子だと気が利いていると思います。

金額は1,000円~3,000円くらいのもので十分だと思います。

 

事情により一定期間休む場合も同じように考えていいと思いますよ(^^

まとめ

いつも何かとお世話になっている習い事の先生へのお礼の手紙についてまとめてみました。

  • 習い事の先生へのお礼は、手紙でもメールでもよい。
  • かしこまった内容の時は、直筆の手紙にする。
  • 手紙を渡すときは、人目を避けて。
  • メールやLINEであれば、時間帯に注意。
  • 辞める時などは手紙と一緒に菓子折りを。

 

年が明けると、今度は卒業シーズンがやってきますね。

卒業式は、子供が通っている学校の先生に改めてお礼を伝えることができる絶好のチャンスです!

普段なかなか伝えることのできない、学校の先生への感謝の伝える手紙の書き方、渡し方についてこちらの記事に分かりやすくまとめてありますので、合わせて参考にしてみてくださいね。

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