小学校生活の中で最大のイベントともいえる修学旅行!
6年生になると、子供も親もいろいろ気になってくるもの。
なかでも特に、親にとって気になる、
◆修学旅行の費用ってどのくらいかかるの?
◆子供に持たせるお小遣いはどのくらい持たせるべき?
これらの疑問について、できるだけ分かりやすくご紹介していきますね!
小学校の修学旅行の平均的な費用は?
修学旅行が行われる時期は地域や学校によってさまざまですが、早いところでは5月に始まります。
どこの学校でも修学旅行のおよそ1か月から2か月前には、保護者対象の修学旅行説明会が開かれ、そこで費用がどれくらいかかるのか?準備するものはなにか?などが具体的に分かるようになっています。
小学校の場合、金額はそこまで高額にはならないと思いますが、平均的な費用の相場はどれくらいなのでしょうか?
公立小学校の場合
公立の小学校の場合、行き先も国内がほとんどで、泊数も一泊二日が大半であることから、10,000円~20,000円くらいが平均的な費用になっています。
おもな内訳としては「交通費」「宿泊費」「食事代」「見学料」「保険料」「旅行取扱経費」などがふくまれています。
修学旅行費の集金方法ですが、期日までに保護者が直接学校に持参する方法をとることが多いと思います。
公立小学校の修学旅行費に関しては、積み立てではなく、ほとんどの学校で一括納入になるようですね。
私立小学校の費用は
私立の小学校に関しては、修学旅行の行き先がそもそも国内でないことが多く、費用に関しても公立小学校に比べるとかなり高額になってきます。
公立小学校の修学旅行が、平和や歴史を学ぶことを目的としているのに対し、私立小学校の場合、目的は「英語学習」「語学研修」であることが多いようです。
そのため行き先は、アメリカ・イギリス・オーストラリアなどにおのずと決まってくるため、費用も公立とは比べものになりません。
が、私立の場合はもともとの学費が基本的に高いため、修学旅行などの費用も学費にあらかじめ含まれていることもあるそうです。
修学旅行の費用はなぜ高い?
私立の場合は別として、公立小学校の場合でも、修学旅行代金ってちょっと割高に感じてしまいますよね。
個人的なパッケージツアーだと、もっと安く旅行できるような気がするのですが、修学旅行の費用が高くなる原因はどこにあるのでしょうか?
オーダーメイドだから
旅行のパンフレットに載っている安いパッケージツアーとの一番の違いは、修学旅行は完全なオーダーメイドである、という点です。
学校によっては数百人規模の生徒を、安全に引率していくために、学校と旅行会社が何年も前から入念に打合せをし、各学校に最適な旅行を作り上げていくわけですから、通常のツアーより割高になるのは仕方のないことかもしれません。
スーツやワンピースにしても、既製品に比べて、オーダーメイドのものはどうしても高くなりますよね。でも、そのぶん満足感も違いますので、やっぱりオーダーメイドにしてよかった、ということになるわけです。
数年前から予約するため
普通の旅行だと、どんなに早くても予約開始は1年前であるのに対し、修学旅行に限っては予約をするのが遅くても2年以上前にしないと間に合わないといわれています。
どこの学校も修学旅行に行く時期はだいたい決まっていますよね。
数百人規模で、修学旅行シーズンといわれる時期に予約を取ろうと思ったら、並大抵のことじゃないんです。プライベートな旅行と違って、うっかり予約を忘れてたーなんてことは絶対に許されないのが修学旅行。
ですから、おのずと「確実に予約が取れる時期」を狙って、学校はいち早く旅行会社に確約をとるようにしています。
旅行会社にしても、学校の修学旅行がある時期は、そのほか個人の予約枠を減らさざるを得なくなるため、必然的に高めの料金設定をせざるを得なくなるんですね。
修学旅行の費用が払えない場合
各家庭のやむを得ない事情により、修学旅行の費用の支払いが難しい場合も考えられます。
基本的には、期限までに費用が支払われない場合、修学旅行に行くことはできません。しかし、世帯主の失業や病気など、やむを得ない事情の場合、速やかに学校に相談することが大切です。
条件が当てはまる場合に限り、各自治体の「就学支援制度」を受けることもできます。
修学旅行は、旅行という名前がついていますが、実は授業の一環なんです。
やむを得ない事情とはいえ、親としてはわが子に不憫な思いはさせたくないと思うもの。
子供が成長するにしたがって、手はかからなくなりますが、今度はお金がかかるようになってきます。修学旅行もその一つです。
それなりに費用がかかる行事は、あらかじめ事前に把握しておき、毎月少しずつでも積み立てしている親もたくさんいますよ。
修学旅行代金以外にかかる費用とは?
修学旅行費のほかにも、いろいろ用意するものが出てくるもの。
例えば、
◇旅行バッグ・ボストンバッグ
◇リュック、手提げバッグ
◇着替え用の服・下着・ソックス
◇折り畳み傘・レインコート
◇財布
などなど・・
家にあるものまで買う必要はありませんが、たくさん荷物が入る旅行用のバッグなど、どうしても必要なものが出てきますよね。
そういった細々なものを買いそろえるだけで3,000円~5,000円程度はかかると考えておきましょう。
特に旅行用のバッグに関しては、どのくらいの大きさのものを選べばいいのか悩むところです。
小学校の修学旅行に必要なバッグの選び方や荷物の詰め方など、こちらにまとめてありますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
【関連記事】
>>小学生の修学旅行には2種類のバッグが必要!荷物の詰め方のコツを分かりやすく
そして、忘れてならないのが「お小遣い」です!
お小遣いの額は小学校で決められていることが多いようです。
でも、決められた金額ピッタリ持たせるべき?それとも、お土産を買ったりすることも考えて、少し多めに持たせる方がいいの?ってちょっと気になりますよね。
実際のところ、みんなはどうしているのでしょうか?
小学生の修学旅行、お小遣い相場の金額は?
小学校の修学旅行で子供に持たせるお小遣いの相場は、3,000円~5,000円の間で決められていることがもっとも多いです。
中学生・高校生になると、もっと大きな額になりますが、小学生だとこのくらいの金額で妥当ではないでしょうか。
わが子の小学校の場合、修学旅行のお小遣いは「3,000円」と決められていました。
で、実際に持っていった金額は、ピッタリ3,000円です!
少し多めに持たせようかな、どうしようかな・・と悩みましたが、荷物検査があることも考えて、決められた金額以上は持たせませんでした。
学校によっては、「修学旅行のしおり」の中に、「お小遣い帳」のページがちゃんとあり、そこに買ったものとその金額、そして残高まできちんと記入するようになっているようですよ。
修学旅行のお小遣いの使い道は?
小学生が修学旅行で買って帰るお土産で一番多いのは「親や兄弟へのもの」だそうです。
どんなものを買ってくるのかというと、
◇その土地の名物、菓子折り
◇キーホルダー、クリアファイル
◇置き物
◇シャーペン、ボールペン
とくに男の子が買ってくるものって、けっこう笑えます。
なぞの木刀とか、ブーメランとか、でんでん太鼓とか・・・笑
女の子の場合、家族へのお土産はもちろん、近所の登校班の子供たちにもキーホルダーのお土産を買ってきていました。
男の子は「自分が楽しめるもの」、対して女の子は「まわりが喜んでくれるもの」を、お土産に買ってくることが多いのかもしれませんね。
で、実際それだけのお小遣いで足りたのか?というと、十分足りた!という答えが返ってくるものなんですよ。
足りた!というよりは、足りるように工夫して使った、といった方が正しいかもしれません。
欲しいものをなんでも買うのではなく、決められた金額の中で子供なりにきちんとやりくりをして買い物をする、という、生きていく上で絶対必要な力を、子供たちは修学旅行を通して学ぶことができたことでしょう。
【関連記事】
>>修学旅行に持っていく財布はどこに入れておくべき?失くさないコツは?
まとめ
小学校での最大のイベントともいえる「修学旅行」ですが、初めての場合いろいろ不安なことだらけですよね。
親にとって特に気になる「費用」や「お小遣い」についてですが、
◎公立の小学校の場合、10,000円~20,000円が平均的な費用
◎私立の場合、年間の学費に含まれる場合もある
◎お小遣いの金額は学校で決められることが多く、3,000円~5,000円が相場
このようになっていることが多いです。
>>小学校の修学旅行っていつ頃行くもの?行き先は?何泊するの?
これらの疑問について、はこちらに詳しくまとめてありますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
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