習い事の先生にお礼はするべき?お中元やお歳暮は贈る方がいいの?

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我が家の小学生たちも、学校から帰ったら塾や習い事に大忙しの毎日を送っています。

月曜日はピアノ、火曜と木曜は習字、金曜日は学習塾で土曜日はスイミングスクール、となかなかのハードスケジュール(笑)

 

小学生に人気のピアノ、習字、スイミング、最近流行っている剣道や陸上、そして、女の子に根強い人気のお茶やお花など、子供の習い事はたくさんありますよね!

 

でも、ここでちょっと気になるのが、このようにいつもお世話になっている習い事の先生に、お中元やお歳暮などのお礼って必要なんでしょうか?

 

手のかかる子供たちを熱心に指導してくださる先生なら、なおのこと悩みますよね。

 

また、最近では子供だけでなく、大人である私たちが習い事をすることも多くなってきました。

英会話やピアノ、ヨガやピラティスなど、プライベートを充実させたい大人に人気の習い事もたくさんあります。

 

そういった習い事の先生に、お中元やお歳暮はするべきものなのでしょうか?

【この記事を読んで分かること】
  • 習い事の先生にお中元・お歳暮は必要?
  • 贈りものが必要な習い事は?
  • お中元をしたらお歳暮もするべき?
  • 贈るとしたら相場の金額は?
  • 渡す時期と渡し方は?
  • 先生の本音が聞きたい!

子供にとっても大人にとっても、習い事をする上で先生との関係は切っても切れないものです。

そんな習い事の先生との良い関係を続けていくために、ぜひ知っておきたいこれらの疑問について分かりやすくご紹介していきますね!

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子供の習い事にお中元やお歳暮は必要?

子供にとって、学校や家庭以外での習い事は、好きなこと・興味のあることを学べる最高の場です。

習い事をすることによって、好奇心が育つ・能力が発揮できる・学校以外の友達ができる、など、数えきれないほどのメリットがたくさんあるもの。

 

我が家の小学生も、習い事のある日はウキウキしながら帰ってくるものです。

子供の個性をしっかり伸ばし、熱心に指導してくれる先生に何年もお世話になっていると、どうしても「お中元やお歳暮っているのかな?」って気になってきますよね。

 

結論から言うと、習い事の先生にお中元やお歳暮は必要ありません。

 

というか、お中元・お歳暮ともに”絶対しないといけない”そんな強制力のあるものではありません。

 

長い間お世話になっている方へ感謝の気持ちを示し、そして、これからも引き続きよろしくお願いします、の気持ちを込めて贈るものですから、ぜひとも贈りたい!と思えば贈ればいいと思いますし、「いつもありがとうございます。」の言葉だけ伝えて、特に品物を贈らなくてもそれはそれで何も問題ないんですよ。

 

ただし、注意しておきたいのが、お中元やお歳暮はなどの贈答が慣習になっている習い事もある、という点です。

これについては、あとで詳しくご説明しますね!

大人の習い事の場合はどうする?

子供だけでなく、大人になった今だからこそチャレンジしたい習い事もたくさんありますよね!

特に女性は40代を過ぎたころから、急激に体力の低下を感じるようになったり、子どもの受験や親の介護などでストレスを抱え込みがちになってくることがよくあります。

 

そんな時に、好きな習い事で思いっきりストレス発散するのがおススメ。

ピアノや英会話でもいいし、健康のためにヨガやピラティスなど、ストレス発散だけでなく心身ともに健康になるために、まさにうってつけです。

 

私も家の近所にあるスポーツジムで3年前からヨガを習っていますが、毎年年末になるとインストラクターの先生にお歳暮をするべきかどうか?迷っていました。

 

気になったので、同じクラスに通う女性に聞いてみたところ、

「今まで特に何もしたことがないし、するつもりもないですよ~」

とのことでしたので、私も彼女たちと同じように何もしていません。

 

一概には言えませんが、大人の習い事にしても、基本的にお中元やお歳暮は必要ないと考えて良いと思います。

 

ただし、子どもと違って大人同士のお付き合いもありますから、基本的なルールが通用しない場合も考えられます。

特に女性って、ちょっとした贈りものが好きだったりしませんか?

自分の知らない間に、いろんなやり取りが行われていた!なんてこともよくあるものです。

 

習い事の先生にしてみても、

「Aさんは気を遣って、毎年お歳暮を贈ってきてくださるけど、Bさんからは何もないわね・・」

なんて思われるのも、ちょっと嫌な気分ですよね。

 

子供の習い事にも言えることですが、贈りものをするかどうか迷ったら、同じクラス、あるいは同じ先生のもとで教わっているほかの生徒さんに、必ず事前に確認しておくことが大切です。

 

特に、後述する「贈答が慣習になっている習い事」の場合、渡し方や金額、品物の種類まで、事細かい決まりごとが必ずありますので、ほかの生徒のお母さんとも日頃からコミュニケーションをとることを忘れないようにしたいものですね。

個人ではなくチームから贈る

スポーツ系の習い事などの場合、お世話になっている監督やコーチに個人ではなく、チームとしてお中元やお歳暮を贈るのもいいですよね!

 

これだと、個人の負担も少なくて済みますし、贈った贈ってないのトラブルも回避できます。

代金を集めたり、品物の購入をしたりする人に負担が少しかかりますが、毎年同じ商品券を贈る、などと決めておけば、そこまで負担に感じなくて済むと思います。

 

わが子が以前入っていた地域の小学校のバスケットボールクラブでは、毎年お中元・お歳暮の時期になると、一家族500円ずつ集めて、3人の監督とコーチに商品券を贈っていました。

ちなみに、部員は男女合わせて30人程度でしたので、500円ずつ集めても15,000円、一人5,000円分の商品券を贈ることができますので、十分立派なお中元やお歳暮になりますよね!

 

野球やバレー、バスケットボールなどの団体スポーツの場合、ある程度の人数が部員として集まっていますので、個人的にではなく団体として贈れば、受け取る方も気を遣わなくて済みますし一石二鳥だと思いますよ。

贈りものが必要な習い事って?

茶道教室

贈りものが必要、というと語弊があるかもしれませんが、お中元やお歳暮などが当たり前に行われている習い事も実際にあります。

  • 茶道
  • 華道
  • 日本舞踊
  • 武道・剣道
  • ピアノ

などが代表的なところです。

 

これらに共通しているのが「日本古来のお稽古ごと、師弟関係があるもの」という点。

師弟関係がはっきりしているので、贈りものも日本独自の伝統文化の一つとして考えられているのでしょう。

 

例えば、茶道の教室に子供を通わせている場合、お中元・お歳暮は一般的にほとんどのところで行われているのが現実。

そして、贈るのは品物ではなく現金を熨斗袋に入れてお渡しすることが慣例となっています。

さらに、ただ渡せばよいのではなく、渡し方にも細かい決まりごとがあるんだそうです。

そういった細々としたことを聞くには、経験豊富なベテランさんに聞くのが一番確実で手っ取り早いですよね!

いざとなって恥をかかないように、日ごろから同じ教室の仲間のお母さん方と、できるだけコミュニケーションをとっておくことがポイントとなってきます。

 

ほかにも、バレエやヴァイオリンなど、プロ養成コースがあったり、発表会が盛大に開催される習い事に関しては、お中元もお歳暮も必要経費の一部としてカウントされている場合もあります。

 

また、地域のボランティアの方が指導してくださる「サッカー教室」「野球教室」「グランドゴルフ」などであれば、月謝は格安に設定されていることがほとんど!

このような習い事の場合、月謝とは別にお中元やお歳暮を贈る傾向が高くなりますので、同じ教室に通っているお母さん達に必ず確認しておくようにしましょうね。

 

お歳暮だけでいい?お中元も必要?

 

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習い事の先生にいざ贈り物をしようと思ったら、やはりお中元とお歳暮の両方をするべきものなんでしょうか?

 

結論からいうと、「お歳暮だけするのはアリだけど、お中元だけするのはナシ」なんです。

 

なぜかというと、お中元よりもお歳暮の方が”感謝の度合いが高い”から。

 

お中元は「一年の半分を無事に過ごすことができた”ことへの感謝の気持ちを示すもの」

対して、お歳暮は「一年を通してすべてのことへの感謝の気持ちを表すもの」と言われています。

 

極端に言えば、お歳暮さえ送っておけば、お中元の分もカバーしてくれるんです。

 

年に2回も贈るのはちょっと・・・と考えるのであれば、お歳暮だけすれば大丈夫ですよ。

贈るとしたら相場はどれくらい?

習い事の先生に贈るお中元やお歳暮の相場って、どれくらいの金額が妥当だと思いますか?

 

昔からよく言われるのが「月謝一か月分」が目安というもの。

習い事の種類にもよりますが、ピアノや茶道などの場合、およそ6,000円~10,000円くらいがおよその目安となっています。

 

実際に月謝一か月分の品物を贈ろうと思ったら、けっこう負担が大きくなりますよね。。。

でも、本当にこの金額でしている人なんてほとんどいません。

 

たいていの場合、3,000円~5,000円のものを贈るのが相場です。

 

ちなみに、同じ習い事に兄弟でお世話になっている場合はどうするかというと、多くの場合5,000円を目途にすることが多いようですよ。ご参考になれば幸いです。

いつ頃贈る?

いざ、習い事の先生にお中元やお歳暮を贈ろうと思ったら、贈る時期にも注意しておきましょう。

 

先生に直接お渡しするにしても、宅配サービスを利用するにしても、適した時期がありますので、それまでにきちんと準備しておくようにしたいものです。

お中元の場合

お中元を贈るのに適した時期は、7月初旬~8月15日までがもっとも一般的。

ただし、住んでいる地域によって若干日にちのズレがでてきます。

 

例えば、東北や関東地方の場合、ほかの地域に比べてお中元を贈る時期がかなり短く、7月1日~7月15日となっています。

その場合、うっかり7月15日以降に贈ってしまうと、お中元ではなく残暑見舞いになってしまい、相手に失礼に当たることもありますので、今一度きちんと確認してから贈るようにしましょう。

お歳暮の場合

お歳暮を贈るもっともよい時期とされるのが、12/13~12/20頃です。

なぜその時期か?というと、正月事始めが12/13であり、12/20以降は年末の慌ただしい時期になるからなんですよね。

でも、日本全国どこも同じ、というわけではなく、住んでいる地域によって若干違ってくるので注意が必要です。

 

いつ頃贈ればいいのか迷った場合、12月初旬ごろにしておけば、ほぼ間違いないですよ。

 

早く贈るのに関しては、特に何も問題ないのですが、遅くなってしまう方が印象が悪くなりがちです。

 

12月の下旬、年の押し迫ったころに贈る方もいらっしゃいますが、受け取る側にしてみると、

「贈るのを忘れていたので、やっと贈った。」

みたいな印象を持ってしまうもの。

 

何らかの事情があって、どうしても贈るのが遅くなる場合には、「御歳暮」ではなく「御年賀」もしくは「寒中御見舞」に代えて贈る方が、相手の印象もグンとよくなりますので、参考になさってみてはいかがでしょうか。

どうやって贈る?渡し方は?

習い事の先生にお中元やお歳暮を贈る場合、手渡しがもっとも理想的です。

習い事のある日に渡せば、二度手間にもなりませんし、なにより顔を見て直接感謝の気持ちを伝えられますので、一石二鳥ですよね。

 

ただし、気を付けないといけない点として、

 

  • ほかの生徒や保護者がいる前で渡さない。
  • 持ち帰りに不便な大きさの品物は避ける。
  • 子供と一緒に渡す。

 

これらの注意点が挙げられます。

 

保護者だけでお渡ししてもいいのですが、実際に教わっている本人である子供が一緒に感謝の気持ちを伝えた方が、先生もぜったい嬉しいと思います。

子供にとっても、いい社会勉強になりますしね。

 

また、どうしても直接お渡しできない場合であれば、宅配サービスを使っても構いません。

直接先生にお渡しできる場合は、顔を見てきちんと挨拶することができますが、宅配の場合だと、品物を送りつけるだけになってしまいますよね。

それだと、ちょっと失礼な感じがしますので、一緒に習い事の先生へのお礼の手紙を添えることをおすすめします。

 

▼関連記事▼

>>習い事の先生へのお礼の手紙の書き方!そのまま使える例文をご紹介!

 

ほかにも、宅配サービスの場合、相手方の受け取り可能な時間帯をきちんと確認しておくことが大切です。

意外に忘れがちなんですが、これを怠ると、不在連絡票が入り、受け取り先の相手の却って面倒を掛けることになりかねませんので、よくよく注意しておくようにしましょうね。

習い事の先生が喜ぶ贈りものって?

習い事の先生がもらってうれしい贈りものは、ズバリ「現金」「商品券」です!

本来であれば、目上の人に現金や商品券を贈るのはマナー違反とされていますが、実際一番喜ばれるのはこれらです。

 

とくに生徒さんの多い先生だと、食べきれないほどのお菓子や食品をもらうよりも、現金や商品券ならいくらあっても困らないですよね。

現金や商品券のほかにも、カタログギフトという手もあります。

 

でも、現金や商品券だけを贈るのはちょっと気が引ける・・なんていう場合には、ちょっとした菓子折りを添えて一緒に贈るのもいいでしょう。

 

お歳暮やお中元だけでなく、最近増えているのが、ハロウィンやバレンタインデーなどのイベントにちょっとしたお菓子を贈る、というもの。

 

これだと、受け取る側の先生も気兼ねなく受け取れますので、けっこう好評なんです♪

 

また、あえてお中元やお歳暮をしない、という方の場合、ちょっとしたイベントごとに子供が先生にプレゼントを渡したり、家族で旅行に行った際のお土産をお渡しすると、先生も気兼ねなく受け取れますし、とっても喜んでくれるものですよ!

習い事の先生の本音はどう?

秘密のジェスチャー
実際のところ、先生たちはお中元やお歳暮などの贈りものについて、どう思っているのでしょうか?

  • 素直にうれしい!
  • うれしいけど、気を遣ってしまう。
  • もらったからといって差別はしない。

先生からしてみれば、毎月の月謝をいただいているのに、それ以上のことをしてもらうのは気が引ける・・というのが本音でもあり、一生懸命に教えてよかった!喜んでもらえた!という嬉しさもあるようですね。

 

ただ、賄賂ではありませんから、贈りものをしたことによって特別その子にだけえこひいきする・・なんてことは一切しない、というのが先生たちの本当の気持ちだと思います。

 

また、個人ではなく大手の習い事、例えば、全国展開のピアノ教室やスイミングスクールなどの場合、お中元やお歳暮のやり取りそのものが禁止されていることが多くなっています。

そのような場合、せっかく贈ってくださってもお断りし辛くなりますので、必ず事前に確認してほしいという先生の希望も多いので、注意しておきましょうね。

まとめ

いつもお世話になっている習い事の先生に、お中元やお歳暮はするべきかどうか?

するとしたら、どんなものがいいの?などについてまとめてみました。

  • 習い事の先生は基本的にはしなくてもよい。
  • 贈答が慣習となっている習い事もある。
  • お中元をしたらお歳暮も必要。
  • 3,000円~5,000円が相場の金額。
  • 子供と一緒に渡すのが理想。
  • 宅配を使う場合はお礼の手紙を忘れずに!

先生にしてみれば、贈られる品物よりも、感謝の気持ちを伝えてくれる方が断然うれしいものだと思います。

 

習い事のある日に直接お渡しする場合であれば、子どもと一緒に感謝の気持ちを込めて贈るようにしましょう。

やむを得ず宅配サービスを利用する場合であれば、品物と一緒に習い事の先生へのお礼の手紙を添えて送るのがマナーです。

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>>習い事の先生へのお礼の手紙はこう書こう!そのままコピペOK!

 

 

技術的な面だけでなく、基本的な礼儀・マナーなど、習い事を通して学ぶことは結構たくさんあるもの。

そのようなことも含め、大変お世話になっている先生だからこそ、贈りものにしても失礼のないように、最低限のルールを守りながら、お互いにいい関係を続けていきたいものですね。

 

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