- お中元やお歳暮って誰に贈るものなの?
- どんなものを贈ると喜ばれるの?
- 喪中の時は、どうするべき?
- 一度始めたら、ずっと続けないといけないものなの?
お中元やお歳暮など、知っているようで意外に知らない、けれども、なかなか聞けないこれらの疑問について、分かりやすくまとめてみました。
これを読んでスッキリ解決していきましょう!!
誰に贈る?
そもそも、お中元やお歳暮って、誰かに必ず贈らないといけないものではありません。
例えば、普段生活している中で、「あの時困ったけど、誰かに助けてもらったので助かった!」のような場面が出てきますよね。
そんな時、「すごくお世話になったから、なにかお礼がしたい!」って思いませんか?
いつも何かと気にかけてくれている、手を差し伸べてくれる、そんな人への感謝の気持ちを「お中元」や「お歳暮」として表しているので、贈る相手は自然と「自分や家族が日頃お世話になっている人」ということになります。
しかし、お世話になっている人すべてに贈り物をするわけにはいきませんよね。
一般的に、お中元やお歳暮をする相手としてよく言われるのは、
- 会社の上司
- 両親・義両親・親せき
- 習い事の先生
- 仲人
これらが多いと思います。
贈る相手によって、選ぶべき品物や注意点が異なってきますので、さっそく見ていきましょう。
会社の上司
日頃もっともよくお世話になっているのが「会社の上司」ではないでしょうか。
自分の上司はもちろん、夫の上司や、娘・息子が社会に出て働いている場合はその上司も含まれますよね。
会社の上司にお中元やお歳暮をする場合、
- 上司のどこまで贈る?
- 上司へのお歳暮の相場はどれくらい?
- 贈って喜ばれるものは?
- 贈ってはいけないものがある?
- 熨斗や添え状の書き方は?
目上の人に贈るわけですから、特に押さえておきたいポイントがたくさんあります。
注意すべき点について、今一度しっかり理解しておきましょう。
▼関連記事▼
>>上司へのお歳暮の相場はどれくらい?のしや添え状はどうするのがマナー?
両親・義両親、親せき
就職や結婚で実家を離れたのをきっかけに、自分の両親や夫の両親に、お中元やお歳暮をするようになる人も多いと思います。
ただし、住んでいる地域の慣習や、それぞれの家庭の方針によって、お中元もお歳暮もしない場合もありますので、最初にきちんと確認しておくことが大切になってきます。
贈る場合であれば、実家へのお中元やお歳暮ってどんなものが喜ばれるの?相場はどれくらい?
結婚後であれば、お互いの親同士のやり取りはするべき?など、長い付き合いになる両親だからこそ、お互いに失礼のないように、きちんと確認しておきたいものですね。
▼関連記事▼
>>結婚後は両親にお中元やお歳暮を贈るべき?親同士のやり取りはどうする?
習い事の先生
子どもを習い事に通わせている親も多いと思いますが、日ごろ熱心に指導してくださる先生に対して、お中元やお歳暮はするべきなんでしょうか?
毎月レッスン料や月謝を払っているんだし、別に必要ないと思う。という方もいらっしゃれば、手のかかる子供を熱心に指導してくださることに感謝しているので、ぜひ!という方もおられるもの。
習い事の種類にもよりますよね。
例えば、大手のスイミングスクールや学習塾の先生にはしないけど、個人でされている習字やピアノの先生にはする、など、習い事の先生との個人的な距離が近いか遠いかによって変わることも多いでしょう。
- 習い事の先生にお中元やお歳暮はする?
- するとしたら、どんなものを贈る?
- 相場の金額は?
- どうやって渡すのがいい?
同じ習い事に複数の子供がいる場合は、親同士一緒に相談してみるのもいいですし、どうしてもわからない場合は、一般的な意見を参考にするなどして、あらかじめきちんと考えてからお渡しするようにしましょう。
習い事の先生へのお礼をするかどうか?世間一般ではどのようにしていることが多いのか、以下の記事にまとめてみましたので、合わせて参考にしてくみてくださいね。
▼関連記事▼
>>習い事の先生にお中元やお歳暮は必要?渡すとすればどんなもの?
>>習い事の先生へお礼の手紙はこう書く!今すぐ使える例文付き
仲人・頼まれ仲人
最近では結婚式の時だけ仲人を立てる、いわゆる「頼まれ仲人」がほとんどですが、会社の上司にお願いした場合には必ずお礼が必要になります。
そして、結納や結婚式でお渡しするお礼とは別に、お中元やお歳暮もお贈りするのがマナーと言われています。その期間はおよそ3年間というのが一般的です。
昔は仲人といえば、両家の結婚を取り仕切る重要な役割を果たす人と位置付けられていましたが、最近では結婚式の時だけお世話になることがほとんどです。
とはいえ、お世話になったことには変わりありませんので、少なくとも3年間は贈りものを欠かさないほうが良いでしょう。
▼関連記事▼
>>仲人へのお中元やお歳暮はいつまで贈る?やめるタイミングと上手なやめ方は?
喪中の時はどうする?
お中元やお歳暮を贈ろうと思っていた相手の方が喪中だった、あるいは、自分の方が喪中だった場合は、どうすればいいんでしょうか?
年賀状のように喪中の時は何もしないほうがいいのか?それとも、贈っても差し支えないのか?
また、贈りものをした後で、実は相手の方が喪中だったと気づく場合もありますよね。
あるいは、こちらが喪中であることを知らずに、お中元やお歳暮を故人宛に贈ってくださるケースも考えられます。
そのような場合は、どう対処すればいいのか?
意外と知らない喪中の時の正しいマナーについて、今一度しっかりポイントを押さえておきましょう。
▼関連記事▼
>>喪中の時にお中元やお歳暮は贈る?贈らない?失礼にならないマナーのポイントは?
贈られた時のマナー
お中元やお歳暮は贈る方だけでなく、贈られる方にも正しいマナーがあります。
贈りものって、贈る方よりも贈られる方がどちらかというと気を遣うもの。
心を込めて贈ってきてくださった方に失礼ならないよう、きちんとしたマナーを身に付けておきましょう。
▼関連記事▼
>>お中元やお歳暮を贈られたらまずすること!
>>夫に代わって妻がお礼状を代筆する場合はここに注意!挨拶状の例文もご紹介!
>>お中元やお歳暮を立場上受け取れない場合の正しい対処法は?
お中元やお歳暮のやめどきは?
一度始めたら、なにかきっかけがない限り永遠に続いていくのがお中元やお歳暮の大きな特徴です。
しかし、時とともにお互いに疎遠になり、まったく付き合いがなくなってまで続けていくのもおかしな話ですよね。
- やめ時はこのタイミングが最適!
- 贈るのをやめるときの挨拶は?
- もらうのを断るときはこうしよう。
- やめる時、断るときの例文が知りたい!
▼関連記事▼
>>お中元やお歳暮の正しいやめ方は?今すぐ使える挨拶状例文もご紹介!
まとめ
意外に知らないことの多い、お中元やお歳暮のルールやマナーについて
いろいろまとめてみました。
- 日頃よくお世話になることの多い人、以前大変お世話になったことがあり、今でも付き合いのある人、子供がお世話になっている人などへ贈る。
- 会社の上司、両親、義両親、親しい親せき、習い事の先生など。
- 喪中でも(忌中は除く)お中元やお歳暮をして問題ない。
- 贈られたら、できるだけ早くお礼状を出す。
- 夫に代わって妻がお礼状を代筆してもよい。
- 家族構成や年齢層にふさわしいもの、健康を気遣うものが喜ばれる。
- きっかけがあればやめても問題ない。
- やめる時には、挨拶状を出すなどの手順を踏んでやめるのがマナー。
年末が近くなると、お歳暮のほかに年賀状の悩みも出てくるもの。
とくに喪中の時には、いろいろと気を付けなくてはならないポイントがたくさんあります。
喪中はがきの書き方や注意点に関してはこちらの記事に詳しくまとめてありますので、よかったらご参考になさってくださいね。
▼関連記事▼
>>喪中はがきの書き方<故人名を書かない文例付き>注意すべきポイントもご紹介!
コメント